フジテレビの次期社長にホリエモンが挙がっている理由3選!他の候補は?

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目次

次期社長候補にホリエモンが挙がっている理由

メディア業界の知識が豊富

ライブドアの代表取締役を務めていた

フジ再建説動画の要約(タップすると開きます)

フジテレビの現状と課題

社内問題が浮き彫りに

フジテレビは近年、社内のガバナンスに関する問題や経営不振が指摘されています。一部の社員が社内会議で社長の記者会見について狭い会議室を用意したことを「形式的な対応」と批判しました。こうした事象は、長年の体質的な問題や危機感の欠如を象徴していると言えるでしょう。

さらに、SNSやメディアを通じて、フジテレビに関連する内部告発や不満の声が拡散されています。これは単なる一部の不満に留まらず、組織全体の信頼低下につながっています。このような状況では、社員や外部ステークホルダーとの信頼関係を構築し直すことが急務です。

フジテレビ再建の経営的視点

経営基盤の分析:不動産事業とメディア事業の二本柱

フジテレビは、フジメディアホールディングスという形で、不動産事業とメディアコンテンツ事業の二本柱を持っています。このうち、不動産事業は主にオフィスビルの管理運営を通じて安定的な収益を生み出しています。一方、地上波テレビ局を含むメディアコンテンツ事業では営業利益が低迷しており、再建の中心課題となっています。

不動産事業の強み

フジメディアホールディングスの不動産事業は安定して収益を生んでおり、短期的な経営危機を回避する重要な基盤となっています。不動産事業のキャッシュリッチな状態を維持しながら、メディア事業への資金供給を確保することで、再建に向けた長期的な戦略を立案することが可能です。

メディアコンテンツ事業の課題

フジテレビの地上波放送事業では、年間売上が約2000億円あるにもかかわらず、2024年度の営業利益は10億円程度と予測されています。これに対し、BSフジや日本放送(ラジオ事業)は比較的小規模ながらも高い利益率を維持しています。例えば、BSフジは年間160億円の売上に対して23億円の利益を上げ、日本放送は140億円の売上で約10億円の利益を確保しています。この差を埋めることが再建の重要なポイントです。

地上波放送事業の再建策

収益構造の改革

地上波テレビ事業の収益低迷は、広告収入に過度に依存している点にあります。一方、BSやラジオ事業では、スポンサーとの柔軟な連携や通販番組の活用、さらにはリアルイベントの開催などで収益を多角化しています。地上波テレビも、従来の広告モデルに加え、新しい収益源を模索する必要があります。

スポンサー連携の再構築

地上波テレビの番組制作では、スポンサーとの関係性が鍵を握ります。これまでのように大企業だけを対象とした広告枠の販売ではなく、中小企業やスタートアップ企業向けに手頃な広告プランを提供することで、広告主の幅を広げるべきです。

デジタルシフトの加速

地上波テレビの収益を底上げするためには、デジタルコンテンツ事業の拡大が不可欠です。ネット配信サービスやSNSを活用したマーケティングを強化することで、若年層の視聴者層を取り込む戦略が求められます。また、視聴データを活用したパーソナライズ広告や、インタラクティブなコンテンツ提供も重要な施策です。

社内体制の見直し

ガバナンスの強化

フジテレビの再建には、まず社内のガバナンス体制を強化することが必要です。最近では、第三者委員会を設置し、日弁連のガイドラインに基づく調査が進められています。このような取り組みを通じて、透明性を確保し、ステークホルダーの信頼を回復することが不可欠です。

社員の意識改革

社員の意識改革も重要です。社内の意見がトップダウンで押し付けられるのではなく、ボトムアップの意見も積極的に取り入れる企業文化を構築する必要があります。これにより、組織の活性化とともに、新たなアイデアやイノベーションを生み出す基盤を築くことができます。

まとめ

フジテレビの再建には、不動産事業の安定性を活かしつつ、地上波放送事業の収益構造改革やデジタルシフトの推進が求められます。また、ガバナンス体制の強化と社員意識の変革を通じて、組織全体の信頼性と活力を取り戻すことが重要です。

フジテレビが新しい経営戦略を打ち出し、時代に適応した組織改革を実現できるかどうかが、その未来を左右するでしょう。視聴者とともに歩む企業としての復活が期待されます。

動画バージョンはこちらから

フジ騒動でホリエモン支持者・株を爆買い中

騒動があってからは株価が上昇しています。

株主総会で議決権を得たい人たちが続々とフジテレビの株を買っているそうです

引用:バフェット・コード

過去にはフジテレビ・ニッポン放送の買収に乗り出していたことも

2005年にはホリエモン自身が社長を務めるライブドアがニッポン放送の株の35%を取得、同社最大株主となりました。

同月中にさらに40.1%まで買い増し、最終的にニッポン放送を子会社化することに成功し、続けてフジテレビやニッポン放送を買収しようとしていたこともあったが、様々な圧力に負けて失敗に終わったこともある

他の社長候補は?

ニッポン放送社長・檜原麻希(ひわら・まき)社長

ニッポン放送社長・檜原麻希(ひわら・まき)社長

6年連続営業増益を実現していて非常に経営に長けている檜原社長。

radikoの活用・ラジオの長寿番組の応援・コンテンツ収益の可視化などで連続増益を実現してきたようです。

慶應義塾大学卒でニッポン放送に入社した生え抜き社長。幼少期はイギリス・ロンドンで暮らし、高校時代をフランス・パリで過ごした経歴を持っています。

2015年に同社の取締役になると2018年に常務取締役、翌年には社長に就任しています。

ただし、この状況で本人が引き受けるかどうかは分かりません。相当な覚悟が必要ですね。

関西テレビ・大多亮(おおた・さとる)社長

関西テレビ・大多亮(おおた・さとる)社長

大多氏は1981年にフジテレビに入社しています。

プロデューサーとして同局系ドラマ「東京ラブストーリー」「101回目のプロポーズ」など大ヒットドラマを多く手がけたことで知られる。12年に常務取締役に就任し、22年の役員人事で専務取締役に昇格。

トレンディードラマ」ブームの担い手となり「抱きしめたい!」「101回目のプロポーズ」「東京ラブストーリー」「愛という名のもとに」と、手がけたドラマはいずれも大ヒットしています。

まとめ

フジテレビの次期社長として期待されているホリエモンとその他に社長候補として名が挙がっている檜原社長・大多社長の経歴をまとめました。

まずは1/27のフジテレビの”やり直し会見”に注目が集まりますね。

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この記事を書いた人

旅行好きの事務職
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