南港ストリートピアノ炎上理由3選!誰でも演奏できる時代は終わった?

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南港ストリートピアノが「練習は家でしてください」と投稿したことで炎上しました。

この発言は、「下手な人は弾くな」と受け取られ、多くの批判を集めています。

場所の選定や運営方針への疑問も浮上し、ストリートピアノの原点に立ち返るべきとの声も多数。

炎上の背景と本質を、3つの視点から深掘りします。

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目次

南港ストリートピアノの炎上理由3選

南港ストリートピアノ炎上理由と世間の反応についてまとめました。

①「練習は家で」が冷たすぎる

2025年3月、南港ストリートピアノ公式Xアカウントが投稿した「練習は家でしてください」というメッセージがきっかけで、炎上が起きています。

正確な投稿の意図は不明ですが、譜読み(楽譜に書かれた情報を音にすることで、曲を一通り弾けるように練習すること)を長時間行う人がいることに対し、周囲への配慮を促す内容もあるのでは、と推測されます。

しかしSNS上では、

「冷たい言い方」

「初心者を排除している」

といった批判が殺到しています。

配慮不足な表現が、ストリートピアノという“誰もが弾ける場”のイメージに真っ向から反してしまったのが要因でしょう。

もちろん「注意喚起」は必要ですが、言葉は選んだ方がいいかなと思いました。

②下手な人は弾くな?と受け取る声も

X(旧Twitter)では、

誰でも自由に弾けるのがストリートピアノのはず

練習から上達の過程を見るのも面白い

といった意見もありました。

それに対して、運営のXの投稿は「演奏の完成度」を求める姿勢に映ったのかもしれません。

③フードコートに置くべきではないとの声も

今回の炎上では、「設置場所そのものが悪かったのでは?」という指摘もあります。

南港ストリートピアノが設置されているのは、大阪・ATCのシーサイドテラスというショッピングモールのフードコート内。

「BGMとして美しい演奏だけが流れてほしい」という雰囲気と、「誰でも自由に弾いていい」という理念の間にズレが生じていたのかもしれません。

こちらは2023年に公開された、Youtuberさんの耳コピ演奏『知人からのお誘いでイベント出演』と説明がある動画です。

耳コピ演奏がとても素晴らしいですが、サムネイルを見るとフードコートの席とピアノの位置が近いことが分かりますね。

フードコートは座って長時間いることが前提なので、弾いている人によって居心地の良さも変わってくるかもしれないですね。

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ストリートピアノの原点に立ち返るべきという声も

ストリートピアノの原点に戻るべきだ、という意見が多く寄せられています。

①「誰でも自由に弾ける場所」のはずでは?という原則論

ストリートピアノは、もともと「音楽の解放」を目的に世界中で広がった文化です。

通りすがりの人が気軽にピアノに触れ、即興で演奏したり、上手でも下手でも楽しめるのが魅力でした。

それが、今回のストリートピアノ炎上のように“演奏する人のレベル”や“場の空気”を気にして演奏しなければならないとなると、本来の理念からは遠ざかってしまいます。

②上手い演奏だけを求める風潮への違和感と批判

「演奏の質を求めるなら自動演奏ピアノでいい」という声もありました。

これはつまり、“上手な演奏”しか価値がないという考え方に対する強いアンチテーゼです。

「下手でもいいから、気持ちよく弾ける場所を」というのが、そもそものストリートピアノの精神。

それに背を向けてしまったことで、多くの人の共感を失ってしまったのかもしれません。

本来の目的を忘れないでいてほしい、という声には深く共感しました。

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まとめ

南港ストリートピアノは、「練習は家で」という投稿が波紋を呼び炎上しました。

その意図が誤解され、「下手な人は弾くな」というメッセージに受け取られたことが原因です。

さらにフードコートという設置場所や、演奏レベルへのこだわりが批判の的に。

今こそ、誰でも自由に音楽を楽しめる“原点”に立ち返ることが求められています。

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